パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
ドル円(USD/JPY) テクニカル分析 2021/05/12
2021-05-12 ・更新
ドル円(USD/JPY) テクニカル分析
■ドル円を4時間足で分析すると
昨日は時間外のダウ先物の下落を背景にリスク回避の円買い・ドル売りが先行し、前日の安値108.47円を下抜けて一時108.35円まで値を下げた。
しかし、前週末の安値108.34円が目先サポートとして意識されると下げ渋る展開になり米長期金利の上昇も相場を下支えし、108.70円付近まで値を戻している。
本日発表の4月米消費者物価指数(CPI)を前に、市場では「金融市場ではインフレ懸念から金融緩和の縮小が早まるとの観測が広がっている」との声が聞かれた。
米国株市場でダウ平均は一時660ドル超下落し、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比430円安の2万8260円まで売られた。
なお、ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事はこの日の講演で、米物価上昇率が4-5月に前年の低迷の反動などで高まるとしたうえで、インフレ加速は「一時的」との認識を改めて強調した。
直近高値 110.97円から直近安値 107.47円へフィボナッチ・リトレースメントを引くと、
現在、下げ止まっているのはフィボナッチ比率の23.6付近になり、ここで下げ止まることが出来れば再び、109円台まで上昇する可能性もある。
■ドル円 レジスタンス&サポートライン
レジスタンスライン:109.20円
サポートライン:108.30円
同様
USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
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