パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
XAU/USD テクニカル分析 2019/06/04
2019-11-11 ・更新
XAU/USD 日足テクニカル分析
■日足でXAU/USDを分析すると、
1266$付近で下値を支えられながら推移し、5月14日に一時、1300$を超えましたがそこから反落し再度、下落しましたが5月30日に陽線を付け、さらに翌日の先週金曜日には移動平均線のSMA50、SMA100もブレイクしたことで5月14日に付けた高値を大きくブレイクしました。
上昇した要因として、
●5月30日:
米国の中国に対する制裁関税等への報復措置として、中国が米国に対しレアアースの輸出制限を示唆した事から、米中貿易摩擦激化の懸念により株価が下落し投資家のリスク回避姿勢が強まったことで金は買われました。
●5月31日:
個人消費支出(PCE)物価指数のコア指数、1~3月期の実質GDP(国内総生産)改定値が下方修正されたたことでクラリダ議長の「金融政策運営を考慮する。」との発言から利下げ観測が出回り金利を生まない金が買われました。
●6月03日:
米トランプ大統領が、メキシコが不法移民対策を行わなければ同国からの輸入品に対して制裁関税を課し、段階的に引き上げていく事を表明したことを受け世界経済減速の懸念から安全資産とされる金が買われました。
■日足のサポートラインとレジスタンスライン
レジスタンスライン:1330$
サポートライン:1300$
同様
USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
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