パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
EUR/USD テクニカル分析 2018/08/13
2019-11-11 ・更新
これまでの動向
・EUR/USDは今年に入り1.1500$がサポートラインとなり何度か下支えされたがついに1.1500$を大きく割り込んで大陰線が形成されました。
・ユーロが対ドルで約1年ぶりの安値を付けた。トルコリラの急落を受けリスク回避の動きが広がるなか、欧州の銀行のトルコへのエクスポージャーを巡る懸念が意識されたことが要因。
EUR/USD日足 分析
EUR/USDを日足で分析すると、
2018/07/13の底値 1.1610$から反発して、先週金曜日は下ヒゲを付けてクローズされましたが以前、雲下限に位置しています。
一目均衡表から現在動きを分析すると、
2018/05/29に1.1507$をつけてからはローソク足は雲下で推移していましたが、何度か反発し、雲下限まで上昇しましたが、雲上限を超えることが出来ず、先週木曜日に大陰線を付け、金曜日には今までサポートラインとして下支えされていた、1.1500$を割り込み大きく下落しました。
これはトルコリラの急落を受けリスク回避の動きが広がるなか、欧州の銀行のトルコへのエクスポージャーを巡る懸念が意識されたことが要因となり下値が見えない状態になりそうです。
目先ではラウンドナンバーの1.1400$を割り込むか否かが注目されますが、割り込んだ場合は、1.1350$が次のターゲットになります。
この1.1350$は週足の移動平均線のSMA200の値になり、この値を割り込むとさらに下落する可能性が出てきます。
既に、一目均衡表の基準線、転換線ともに大きく下向きなっており上値は重たい状態です。
EUR/USD 4時間足分析
4時間足で分析すると
1.1750$がレジスタンスラインとなり、直近ではこのレジスタンスラインを5回ほど試していますが、何れも失敗し4時間足の移動平均線のSMA200を割り込んでからは上値が重たく、移動平均線のSMA51とSMA100で形成された雲下限を超えることが出来ず、大きく下落しました。
今後のレジスタンスラインとしては2018/08/06に付けた安値 1.1525$になり、サポートラインとしては1.1400$になります。
今後の展開
・1.1400$付近で下値支えがされない場合は、週足の移動平均線のSMA200の1.1350$まで下げる可能性が出てきます。
・上値が重い状態となっているので大きく反発する可能性が少ないと推測します。
ユーロ オーダー
1.1700ドル 売り
1.1620-50ドル 売り・超えるとストップロス買い混在
1.1570ドル 売り
1.1550ドル 売り
1.1530ドル 売り・超えるとストップロス買い
1.1500ドル 売り
1.1480ドル 売り
1.1390ドル 8/13 03:00現在(MT4)
1.1350-60ドル 買い
1.1300ドル 買い・割り込むとストップロス売り
1.1250-60ドル 断続的に買い・割り込むとストップロス売り
同様
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