パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
BTC/USD テクニカル分析 2018/10/30
2019-11-11 ・更新
最近の動向
・BTC/USDは三角持ち合いを一時、上昇ブレイクしましたが伸び悩み再び、押し戻され下方ブレイクしそうな相場です。
・三角持ち合いを上方ブレイク出来なかったことで下落トレンドが継続していることを示唆しています。
BTC/USD 日足テクニカル分析
■直近のサポート&レジスタンスライン
レジスタンスライン1:6800$
サポートライン1:6100$
BTC/USDを日足で分析すると、
三角保ち合いを一時、上方ブレイクしましたが、押し戻されたことで下落トレンドが継続していることを示唆しています。
この一時的な上方ブレイクは取引所Bitfinexが発行する「テザー」に対する信用問題が発生し、一時的に価格が上昇しましたが、テザー価格の下落に起因したものでした。
このことから買いの需要が弱いことが示され、現在はボラティリティの低下とともに出来高が減り市場は過疎化の一途を辿っています。
ビットコインは、将来的な価格の上昇を期待できるファンダメンタルズを持っている資産ですが、下落トレンドを変える可能性がある要因はありません。
BTC/USD 4時間足テクニカル分析
4時間足で分析すると、
一時的にレジスタンスラインの6800$をブレイクしましたが押し戻され下降トレンドが継続しています。
現在、移動平均線が狭い範囲で交差していることから方向性を失っており、且つ、上昇するための材料がなく、ネガティブなニュースなどで短期的には売り圧力が強いことが示唆されています。
また、金融市場におけるリスクオフの動き(NYダウの下げを中心としたリスク回避の動き)の影響があり、NYの株価が回復する動きが出てこない限り、特殊な要因が無ければ上値が重たい状態が続くと想定します。
今後の展開として
・6200$割れは、日足の上昇トレンドライン割れになり、そうなるとさらに下値を狙う可能性が出てきました。
・上昇するための要因が見当たらいので下げ始めると、2018/06/24の安値 5616$を目指すと推測されます。
同様
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