ユーロドル(EUR/USD) テクニカル分析 2021/12/15
ユーロドル(EUR/USD) 分析
■ユーロドルを日足で分析すると、
先週は一時、1.1350$付近まで上昇するも押し戻されたことで今週は引き続き下降基調が継続したことで昨日も続落。
本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表や16日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前にポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りが先行し一時1.1324$と日通し高値を更新した。
しかし、予想を上回る米物価指標を受けてユーロ売り・ドル買いが強まると、一時1.1254$と日通し安値を更新した。
欧州で新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」の感染が拡大する中、景気後退懸念からユーロ売りが出た面もあった。市場では「新型コロナ感染拡大に加えて、ウクライナ国境付近でロシア軍が軍備を増強させていることなど政治リスクも不安材料となっており、ユーロの下落を予想する向きが増えている」との声が聞かれたことも影響している。
今後の動向として、上値が重たい動きが続くと、直近安値の1.1180$が視野に入るだろう。
■ユーロドル レジスタン&サポートライン
レジスタンスライン:1.1380$
サポートライン:1.1830$