ユーロドル(EUR/USD) テクニカル分析 2021/09/23
ユーロドル(EUR/USD) 分析
■ユーロドルを日足で分析すると、
昨日はFOMCでテーパリングが近く正当化されるとの見解が示され、利上げ予想時期が22年に前倒しされるとドル買いが優勢になり1.1754$の高値から1.1683$まで下落。
要因はパウエル議長の「テーパリング終了は22年半ば頃が適切となる可能性」との発言もドル買いを促し、8月20日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。
なお、中国の不動産大手、中国恒大集団の債務問題を巡る警戒感がやや後退し、ダウ平均が一時520ドル超上昇すると、投資家の過度なリスク回避姿勢が後退しユーロ買い・ドル売りが強まる場面もあった。
今後の動向として、8月20日に付けた直近の安値 1.1662$が視野に入ったことからさらに下値を試す動きとなる可能性が高い。
■ユーロドル レジスタン&サポートライン
レジスタンスライン:1.1750$
サポートライン:1.1600$