ドル円(USD/JPY) テクニカル分析 2021/10/12
ドル円(USD/JPY) テクニカル分析
■ドル円を日足で分析すると
昨日は米連邦準備理事会(FRB)によるテーパリングの年内着手に変更はないとの見方が広がる一方、日銀の金融政策正常化は見込めないため、日米金利差拡大への思惑から円売り・ドル買いが優勢となったことで一時113.41円と2018年12月以来約2年10カ月ぶりの高値を付けた。
また、その後の下押しも113.28円付近にとどまったことで底堅さを示した。
週足で見ても113.55円付近には大きな抵抗が過去にもあることからこのレジスタンスラインを超えることは簡単ではないと推測する。
今後の動向として、112円台を維持しながら上値を試す動きとなるだろう。
岸田文雄首相は11日夜に出演したテレビ番組で、株式の配当や売買にかかる金融所得課税の強化に関して「見直しは所得引き上げを優先したうえで考える」「年末に決める2022年度税制改正で議論しない」などと述べた。
■ドル円 レジスタンス&サポートライン
レジスタンスライン:112.00円
サポートライン:110.80円