パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
XAU/USD テクニカル分析 2019/07/11
2019-11-11 ・更新
XAU/USD 日足テクニカル分析
■日足でXAU/USDを分析すると、
6月20日に大きく値を伸ばしたことで大陽線が形成され、1400$手前まで上昇し、さらに3日間続伸し一時1499$の高値を更新しました。
しかし、そこから押し戻されダブルトップが形成され、昨日は再び値を伸ばしました。
1400$手前まで上昇した背景としては、トランプ大統領がイランに対して新たな制裁を科すと表明したことで金の需要が高まり2013年5月以来の高値を付けましたことで6年ぶりの高値水準に上昇しました。
また、7月3日には、6月25日と同水準の1421$まで値を伸ばしたのは、
トランプ米大統領が、空席になっていた米連邦準備制度理事会(FRB)理事に利下げを主張する人物を任命したことが機縁しています。
さらに、先日はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が議会証言で貿易摩擦による先行き不透明感と世界経済の減速懸念が景気見通しの妨げになっていると認識を示しドル安基調に転じたことが要因です。
今後の動向として、1400$を割り込まない限りはさらに上値を試す動きになると推測します。
■XAU/USD サポートラインとレジスタンスライン
レジスタンスライン:1450$
サポートライン:1400$
同様
USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
AUD/USDは3週間ぶりの高値を付けたことでさらに上昇する可能性がある
最新ニュース
EUR/USDは1.00$を数回割り込むも再び、1.00$台を回復したことで1.00$付近には大きな抵抗がある
USD/JPYは138.99円まで上昇し7月15日以来の高値を更新した。
金(XAU/USD)は3日間続伸したが1765$付近で上値が重たくなり反落か?