パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
USD/JPY 週間マーケットレポート 2019/03/11 ~2019/03/15
2019-11-11 ・更新
USD/JPY 先週の相場のポイント 2019/03/04 ~2019/03/08
この週のUSD/JPYは火曜日に112.13円の高値を付けてから3日連続で続落し陰線が形成され一時、111円を割り込みましたが週末の終値は113.18円でした。
ドル円の動きの背景には下記の要因が考えられます。
03/04:ドル円は112.01円まで上昇しましたが112円を維持できず、111.63円まで下落しました。
03/05:ドル円は良好な経済指標とユーロが売られたことに反応し、112.12円まで上昇したことで昨年12月20日以来となる高値を記録しました。 ただ112円台は維持できず、111円85-90銭まで押し戻されて取り引きを終える。
03/06:ドル円は米長期金利がやや低下したことで、111.61円まで下落しました。
03/07:ドル円はECB理事会での決定を受け、リスク回避の流れが強まったことから111.48円まで下落しました。
03/08:ドル円は2月米雇用統計が予想を下回ったことで下落しましたが失業率の低下と賃金の上昇がドルの下値を支えし下げ止まりました
今週の戦略 2019/03/11 ~2019/03/15
昨年12月20日以来となる高値 112.13円を付けましたが、そこから反落し110.77円まで下落したことで、来週のレンジとしては、前回のレジスタンスの111.20円から下げ止まった110.77円の間で推移しながら方向性を探る動きになると推測します。
・買いの場合:112.15円を超えた場合は、買いでポジションを持つことを検討する。
・売りの場合:110.70円を割った場合は、売りでポジションを持つことを検討する。
今週の主な経済指標発表
・03/11 21:30:(米) 1月 小売売上高 [前月比]
・03/11 21:30:(米) 1月 小売売上高(除自動車) [前月比]
・03/12 18:30:(英) 1月 月次国内総生産(GDP) [前月比]
・03/12 21:30:(米) 2月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
・03/12 21:30:(米) 2月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
・03/12 21:30:(米) 2月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]
・03/12 21:30:(米) 2月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比]
・03/14 23:00:(米) 1月 新築住宅販売件数 [前月比]
・03/14 23:00:(米) 1月 新築住宅販売件数 [年率換算件数]
・03/15 未定:(日) 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
・03/15 15:30:(日) 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
・03/15 19:00:(欧) 2月 消費者物価指数(HICP、改定値) [前年同月比]
・03/15 19:00:(欧) 2月 消費者物価指数(HICPコア指数、改定値) [前年同月比]
同様
USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
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