USD/JPY 週間マーケットレポート 2018/04/30 〜2018/05/04

先週の相場のポイント 2018/04/23 〜2018/04/27

この週のUSD/JPYは107円半ばから108円のレジスタンスラインをブレイクして109円半ばまで上昇し、日足のSMA100を超えました。

ドル円の動きの背景には下記の要因が考えられます。

04/23：米長期金利が３％に迫る水準まで上昇したことでドル買いが強まり、ドル円は続伸し、約２カ月ぶりに108円台に乗せ、108.74までドル高が進んだ。

04/24：ドル円は続伸し、２月９日以来となる109円台回復し、109.19円までドル高が進行したが株価が大幅に下げたことで急落し108円台半ばまで売られました。

04/25：米長期金利が３．０３％台まで上昇したことを受けドル買いが強まり、前日の高値を抜き、ドル円109.44銭まで上昇しました。

04/26：東京時間に109.45円前後まで上昇する場面もあったが、109円台半ばはブレイクできず、ＮＹ市場では109円台前半から半ばで小動きでした。

04/27：米1-3月期GDP・速報値は前期比+2.3％と10-12月期から鈍化するも、市場予想を上回ったがNY為替市場は小動きな動きで、ドル買いは一時的にとどまった。

■日足チャート■

・04/30 21：30：(米) 3月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く） [前月比]

・05/01 13：30：(豪) 豪準備銀行（中央銀行）、政策金利発表

・05/01 21：30：(加) 2月月次国内総生産（ＧＤＰ） [前月比]

・05/01 23：00：(米) 4月ＩＳＭ製造業景況指数

・05/02 18：30：(欧) 1-3月期四半期域内総生産（ＧＤＰ、速報値） [前期比]

・05/02 18：00：(欧) 1-3月期四半期域内総生産（ＧＤＰ、速報値） [前年同期比]

・05/02 21：30：(米) 4月ＡＤＰ雇用統計 [前月比]

・05/02 27：00：(米) 米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）、終了後政策金利発表

・05/03 18：00：(欧) 4月消費者物価指数（ＨＩＣＰ、速報値） [前年同月比]

・05/03 23：00：(米) 4月ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）

・05/04 21：30：(米) 4月非農業部門雇用者数変化 [前月比]

・05/04 21：30：(米) 4月失業率

・05/04 21：30：(米) 4月平均時給 [前月比]

111.00円　売り

110.20-30円　断続的に売り

110.00円　売り厚め

109.70円　売り

109.04円　4/28　00:00現在（MT4）

108.50円　買い

108.00-10円　断続的に買い

107.50円　買い

107.00円　買い

・買いの場合：109.50円付近のレジスタンスを超えたところでポジションを持つことを検討する。

・売りの場合：109円を割った場合は、売りでポジションを持つことを検討する。

日付	時刻	指標
30 （月）	10:00	4月NBNZ企業信頼感
	10:00	4月製造業購買担当者景気指数(PMI)
	16:00	4月KOF景気先行指数
	17:00	3月マネーサプライM3(前年同月比)
	21:00	3月貿易収支
	21:00	4月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比)
	21:30	3月原料価格指数(前月比)
	21:30	3月個人所得(前月比)
	21:30	3月個人消費支出(PCE)(前月比)
	21:30	3月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
	21:30	3月鉱工業製品価格(前月比)
	22:45	4月シカゴ購買部協会景気指数
	23:00	3月住宅販売保留指数(前月比)