米国株は、FRBによるインフレ抑制の試みと景気後退への懸念の高まりにより、過去50年以上で最悪の上半期となりました。
USD/JPY Dailyレポート 2017/04/21
2019-11-11 ・更新
日足から分析する現在の状態
日足から分析すると、4月17日の108.11を底値として、徐々に底値を切り上げて上昇している。
現時点では、SMA200を超え、且つ、陽線が出ているの底値を試すことは一旦、終わったとみてもよい。
直近のサポートラインとレジスタンスラインは下記です。
レジスタンス1:2017/04/12 109.85円
レジスタンス2:2017/04/20 109.47円
サポートライン1:2017/04/17 108.11円
2017/04/20のNY時間の分析(1時間足)
まずは前日のNY時間の高値・安値をチェック。
前日のNY時間の高値は109.47円、安値は108.99円となり、アジア時間につけた高値を更新し、109円台に到達した。
NY時間について、
109円前後で小動きだったドル円は黒田日銀総裁がインタビューで「当面の間資産購入等を続け、出口戦略はまだ先のこと」と発言したことが伝わり、ドル円はストップロスを巻き込んで今週の高値109.40円まで上昇した。
また、米長期債の利回りが2.226%まで低下したこともあり一旦、109.05円までドル円も戻した。
しかし、米国の3月景気先行指数が市場予想の+0.2%よりも良い+0.4%になったこと、ムニューシン米財務長官の税制改革の積極姿勢の発言が米株の上昇と、ドル買いになり109.49円まで再び上昇した。
時間足毎の分析 2017/04/21
日足 | 4時間足 | 1時間足 | 30分足 |
買い | 売り | 買い | 買い |
2017/04/21の戦略
トレンドライン・サポートラインを15分足で引いて、戦略を立てる
NY時間の底値である、108.94円を割ったら、売りで入り108.67円を目途に、15pips前後を目標とする。
別のシナリオとして、109.48円を超えたら、買いで入り109.84円を目途に、15pips前後を目標とする。
トレンドは上昇傾向にあるので、戻ってきたら買うという戦略が良いと思う。
ドル円サポート&レジスタンス
第4レジスタンス:109.85-90円(4/12高値圏など)
第3レジスタンス:109.60-65円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:109.50-55円(転換線など)
第1レジスタンス:109.45-50円(前日高値圏など)
NY引け値:109.31円(+0.46円)
第1サポート:109.15-20円(2時台安値圏&200時間移動平均線)
第2サポート:108.95-109.00円(21時台安値圏など)
第3サポート:108.80-85円(ピボットB1&200日移動平均線)
第4サポート:108.70-75円(前日安値圏など)
FX 為替:経済指標発表スケジュール 2017/04/21
日付 | 時刻 | 国 | 内容 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
21 (金) |
13:30 |
2月第三次産業活動指数(前月比) |
0.0% | 0.3% | ||
17:00 |
4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) |
56.0 | 56.0 | |||
17:00 |
2月経常収支 |
241億EUR | -- | |||
17:00 |
4月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) |
56.2 | 56.0 | |||
17:30 |
3月小売売上高指数(前月比) |
1.4% | -0.3% | |||
21:30 |
3月消費者物価指数(CPI)(前月比) |
0.2% | 0.4% | |||
21:30 |
3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) |
2.0% | 1.8% | |||
23:00 |
3月中古住宅販売件数(年率換算件数) |
548万件 | 559万件 | |||
23:00 |
3月中古住宅販売件数(前月比) |
-3.7% | 2.0% |
同様
パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
アマゾンは、6月3日の取引終了後(23:30 GMT+3)に、1 – 20の株式分割を行うと発表しました。
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