パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
USD/JPY 週間マーケットレポート 2019/03/25 〜2019/03/29
2019-11-11 ・更新
USD/JPY 先週の相場のポイント 2019/03/18〜2019/03/22
この週のUSD/JPYは111円半ば付近で上値が重たくなり、週初めに一段下げ、さらに週末にはもう一段下げ、110円を割り込みました。
ドル円の動きの背景には下記の要因が考えられます。
03/18:週のはじめということもありドル円は引き続き111円台で方向感もなく値動きは限定的でした。
03/19:米中協議に対する明るい見通しがやや後退したことでドル円は111.15円まで下げましたが値動きは限定的でした。
03/20:ドル円は注目された金利見通しでは、2019年は従来の2回から「利上げ無し」に引き下げたことで大幅に下落しました。
03/21:ドル円は欧州時間に110.29円まで下落しましたが、米経済指標が予想を上回ったこと、米長期金利が上昇したことで110.95円まで反発しました。
03/22:3月米製造業PMI速報値が52.5と予想の53.6を下回り、同月の米サービス部門PMI速報値が54.8と予想の56.0より弱い内容だったことでドルが大幅下落。
今週の戦略 2019/03/25 〜2019/03/29
先週末に下げ止まった109.70円付近には抵抗があり、直近の安値となることから意識されるポイントになります。
・買いの場合:111.00円を超えた場合は、買いでポジションを持つことを検討する。
・売りの場合:109.70円を割った場合は、売りでポジションを持つことを検討する。
今週の主な経済指標発表
・03/27 10:00:(NZ) ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
・03/28 未定:(南ア) 南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利
・03/28 21:30:(米) 10-12月期 四半期実質国内総生産(GDP、確定値) [前期比年率]
・03/29 18:30:(英) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP、改定値) [前期比]
・03/29 18:30:(英) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP、改定値) [前年同期比]
・03/29 21:30:(加) 1月 月次国内総生産(GDP) [前月比]
・03/29 21:30:(加) 1月 月次国内総生産(GDP) [前年同月比]
・03/29 21:30:(米) 1月 個人消費支出(PCEデフレーター) [前年同月比]
・03/29 21:30:(米) 1月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比]
・03/29 21:30:(米) 1月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前年同月比]
・03/29 23:00:(米) 2月 新築住宅販売件数 [前月比]
・03/29 23:00:(米) 2月 新築住宅販売件数 [年率換算件数]
同様
USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
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