パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
GBP/USD テクニカル分析 2018/12/12
2019-11-11 ・更新
最近の動向
・GBP/USDは先週から引き続き、下降トレンドが継続し、1.2690$のサポートラインを割り込んでからは大幅に下落しています。
・昨日、英議会で行われる予定だった欧州連合(EU)離脱=Brexit協定案の採決は、大差での否決が濃厚となったため、メイ首相が延期を決めた。
GBP/USD 日足テクニカル分析
GBP/USDを日足で分析すると
協定案への議会承認がないまま来年3月29日のBrexitを迎えると、経済面の激変緩和に備えるための移行期間もないままの「無秩序離脱」が現実味を帯びる事になるので、10日のNYタイムに採決延期の報道が流れるとポンドは大きく値を下げ、ポンド/ドルは約1年8カ月ぶりに1.2500$台へと下落しました。
また、トゥスクEU大統領が「EUの残り27加盟国は離脱協定を『再交渉』しない」と言明しているだけに、ポンドの反発は期待できない。
当面のポンド相場は、関連報道によって左右される可能性が大きいが、金利面からも買い安心感がある米ドルに対しては上値が重いが、下値は攻めやすい展開になりやすい。
週足で見ると既に重要なサポートラインは割り込んでいるので次はラウンドナンバーの1.2400$がターゲットになりつつある。
日足のレジスタンス&サポート
レジスタンスライン:1.2690$
サポートライン:1.12500$
GBP/USD 4時間足テクニカル分析
4時間足で分析すると、
2018/11/15に大陰線が形成された後からは高値を徐々に切り下げながら下落してきましたが1.2670$付近の抵抗を割り込んでからは再度、下落が加速し、約1年8カ月ぶりに1.2500$台へ下落しました。
一時的には1.2500$を割り込んでいますが、このラインを維持して反発する可能性は低いとみています。
その場合、1.2500$を再度割り込み、さらに1.2400$を目指す可能性が出てきました。
1.2500$を今週末で維持することが出来れば反発する可能性もありますが、中期、長期では下降トレンドが継続しているのでこのままさらに値を下げる可能性が濃厚です。
GBP/USD オーダー
1.2900ドル 売り
1.2730ドル 売り
1.2700ドル 売り、OP17日NYカット大きめ
1.2658ドル OP13日NYカット
1.2640ドル 超えるとストップロス買い
1.2488ドル 12/12 02:00現在(MT4)
1.2455ドル OP11日NYカット
1.2430ドル 買い
1.2400ドル 買い厚め
同様
USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
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