パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
GBP/USD テクニカル分析 2018/11/05
2019-11-11 ・更新
最近の動向
・GBP/USDは10月30日につけた約2カ月半ぶり安値の1.2692$から持ち直し1.3000$台で推移しています
・反発の背景は、英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitを巡る協議で「英とEUが金融サービス分野で暫定合意」と報じられた事
GBP/USD 日足テクニカル分析
GBP/USDを日足で分析すると
週末に英サンデータイムズ紙が「北アイルランドのハードボーダー(厳格な国境管理)を避けるため、英国が関税同盟に残ることでメイ英首相に譲歩した」と報じたことでブレグジット交渉の進展期待からGBP/USDは1.3041$まで急伸した。
2018/08/15の安値 1.2660$を付けてからはダブルトップが形成されサポートラインの1.2670$まで下落しましたが、下支えされたことで反発し1.3000$で推移しています。
1.3000$の「心理的な節目を超えたことでさらに上昇する可能性も出てきましたが、1.3300$付近には大きな売りオーダーも控えていること、過去にも失敗していることからブレイクすることは少し困難な状態です。
また、英中銀金融政策委員会(MPC)ではEUからの離脱に関する協議進展に前向きな見解が示されたことも、ポンド相場の支援材料となるが、英保守党内の権力争いが続いた場合、リスク選好的なポンド買いは縮小するとみられます。
日足のレジスタンス&サポート
レジスタンスライン:1.3300$
サポートライン:1.12670$
GBP/USD 4時間足テクニカル分析
4時間足で分析すると、
2018/10/12の高値 1.3258$から下降トレンドへと転機し、2018/10/30の安値 1.2695$まで下落しました。。
10/12の高値から10/30の安値へフィボナッチ・リトレースメントを引くと、
フィボナッチ61.8%付近まで上昇しましたが、ブレイクすることは出来ず一旦、押し戻されています。
この値は移動平均線のSMA200も位置しており、大きな抵抗があるので超えるにはさらに好材料が必要となりますが、このフィボナッチ61.8%を超えることが出来れば前回の高値 1.3260$を目指す可能性が出てきます。
GBP/USD オーダー
1.3300ドル 売り
1.3200ドル 売り
1.3110ドル 超えるとストップロス買い
1.3100ドル 売り
1.3080ドル 売り・超えるとストップロス買い
1.3007ドル 11/5 01:05現在(MT4)
1.2950ドル 買い
1.2940ドル 割り込むとストップロス売り
1.2900ドル 買い
1.2800ドル OP6日NYカット
同様
USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
AUD/USDは3週間ぶりの高値を付けたことでさらに上昇する可能性がある
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