パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
EUR/USD テクニカル分析 2018/10/25
2019-11-11 ・更新
これまでの動向
・EUR/USDは2018/09/24の高値 1.1816$を付けてからは下降トレンドへと転換し、1.1430$付近で下げ止まっていましたが1.1400$も割り込みました。
・2018/10/24にはサポートラインの1.1430$を割り込み大陰線が形成されました。
EUR/USD日足 分析
EUR/USDを日足で分析すると、
先週高値を上抜ける動きも見せました。しかし、ここで売りポジションが減ったこともあり、その後のブレグジット協議の進展がないことやイタリアが財政規律を無視した予算案を提出した余波から、ユーロは大きく値を崩し金曜には1.14台前半へと週初から200pips近く下げ、さらに先日、約100Pipsno下げました。
EUがイタリアの予算案を拒絶、再提出を求めたのに対しイタリアの副首相らが拒絶姿勢を示したことから昨日の海外序盤に節目の1.1430$を割り込んで一時1.1377まで売り込まれました。
また、夕刻発表されたドイツのIFO企業景況感指数は昨日のPMIに続き、事前予想、前月を下回る内容で欧州圏の景況感の急速な悪化を見てせています。
ドラギECB総裁会見が終了すると、1.1400ドルを下抜けて、1.1380$へ急落したことで短期筋を中心に、買い上げていた参加者が売りに回っていると推測します。
EUR/USD 1時間足分析
1時間足で分析すると
10/24に底値 1.1377$を付けてからは反発し、一時、1.1432$まで上昇しましたがドラギECB総裁会見が終わると、大幅に下落し1.1380$を割り込みました。
一時、ローソク足は移動平均線のEMAをブレイクし、上昇へと転機しそうな雰囲気でしたが、大きく値をさげたことで1.1300$の年初来安値が視野に入ります。
今後の展開
・このまま売り圧力が継続すると1.1300$の年初来安値が視野に入りさらに値を下げた場合、1.1150$も視野に入れる必要があります。
・1.1500$をブレイクしない限りは、以前下げ相場が継続していると判断する見方が有力です。
ユーロ オーダー
1.1600ドル 売り
1.1550ドル 売り
1.1530ドル 売り
1.1515ドル 売り
1.1500ドル 売り、OP31日NYカット
1.1480ドル 売り
1.1455ドル 売り厚め・超えるとストップロス買い大きめ
1.1450ドル 売り・超えるとストップロス買い
1.1380ドル 10/25 18:00現在(MT4)
1.1350ドル 買い
1.1295-300ドル 断続的に買い・割り込むとストップロス売り
1.1215ドル 割り込むとストップロス売り
同様
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