パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
EUR/USD テクニカル分析 2018/10/08
2019-11-11 ・更新
これまでの動向
・EUR/USDは2018/09/24の高値 1.1816$を付けてからは下降トレンドへと転換し、1.1462$まで先週下落しましたが、そこで下げ止まりました。
・本日も1.1464$まで下落しましたが再度、下げ止まりましたが戻り売りの傾向にあります。
EUR/USD日足 分析
EUR/USDを日足で分析すると、
イタリアの予算案がGDP比2.4%というEUの財政規律である2.0%を大きく超える内容となったことが前週に続いてユーロ売りの材料となりました。
10月第1週のEUR/USDは、9月上旬に下抜けられなかった1.15$を下抜けしたことで上値の重たい状態です。
また、材料的にも引き続きユーロ売りが入りやすい流れで、9月高値からの下げのスピードが速いこともあって、調整の買い戻しが先行しやすい可能性もあります。
下げのメドとしては8月安値1.1299$ターゲットとなりますが、8月安値ではトランプ大統領が通貨安誘導をしているとの非難もあったことから、1.13台は警戒感も残るので今週は、1.1450$をサポートラインとし1.1600$をレジスタンスラインとします。
現在のローソク足は、
移動平均線のSMA100とSMA52で形成された雲下限より大きく離れたところに位置し、且つ、EMA21も下向きになっているので短期的には下降トレンドが継続していると読み取れます。
EUR/USD 週足分析
週足で分析すると
9月半ばから2週連続で陰線が形成され下落して、現段階でも陰線が形成されていますが今週下げ止まらなければ移動平均線のSMA200が位置する1.1300$付近まで値を下げる可能性があります。
また、1.1300$付近は8月の底値であり、6月のレジスタンスラインでもあるので注目されるポイントとなります。
9月の相場では上げた後の下げ相場となり、その流れを10月も引き継いでいるので、以前、売り圧力が強く、悪材料が出やすいのでファンダメンタルズには注意が必要です。
今後の展開
・9月からの下げ相場を引き継いで10月はスタートしたので、底値として1.1300$は視野に入れる必要があります。
・1.1800$をブレイクしない限りは、以前下げ相場が継続していると判断する見方が有力です。
ユーロ オーダー
1.1690-700ドル 断続的に売り
1.1650-70ドル 断続的に売り
1.1610-40ドル 売り・ストップロス買い混在
1.1600ドル 売り・超えるとストップロス買い大きめ、OP8日NYカット
1.1550-90ドル 断続的に売り
1.1560ドル OP8日NYカット
1.1500ドル OP9日NYカット
1.1460ドル 10/8 16:00現在(MT4)
1.1460-70ドル 断続的に買い・割り込むとストップロス売り
1.1450ドル 買い、OP8日NYカット
1.1430ドル 買い
1.1400ドル 買い
1.1350ドル 買い厚め
1.1300-10ドル 断続的に買い
同様
USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
AUD/USDは3週間ぶりの高値を付けたことでさらに上昇する可能性がある
最新ニュース
EUR/USDは1.00$を数回割り込むも再び、1.00$台を回復したことで1.00$付近には大きな抵抗がある
USD/JPYは138.99円まで上昇し7月15日以来の高値を更新した。
金(XAU/USD)は3日間続伸したが1765$付近で上値が重たくなり反落か?