パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
EUR/USD テクニカル分析 2018/10/01
2019-11-11 ・更新
これまでの動向
・EUR/USDは先週月曜日に1.1861$の高値を付けてからは下降トレンドに入り、3日間続落し一時、1.1567$まで下落しました。
・先週は1.1635-50$の狭いレンジで推移しましたが、欧州勢参入とともに再度売り圧力が高まり、1.16割れの水準で取引されました。
EUR/USD日足 分析
EUR/USDを日足で分析すると、
2018/08/15に安値 1.1299$を更新してからは反発し上昇トレンドラインが形成されそれにそって上昇が継続していましたが、先週月曜日に1.1861$の高値を付けてからは下降トレンドに入り、3日間続落し一時、1.1567$まで下落しました。
現在のローソク足は、
移動平均線のSMA200よりも下に位置し、1.1850$のレジスタンスラインを超えることが出来ず、上値が重たい状態が継続しています。
また、先週月曜日から続落し、移動平均線のSMA100も割りこみ、移動平均線のSMA100とSMA52で形成された雲下限も割り込んだことで短期的には下降トレンドが継続しています。
要因としては、
予算案がGDP比2.4%と予想を大幅に上回る財政赤字目標で合意されたとの報道が流れると、ユーロドルは1.1650をも割り込むこととなりました。
また、9月のユーロ圏のCPIはコア部分が+0.9%と事前予想+1.1%を下回り更に上値を重くしています。
先週の続落で上昇トレンドラインを割りこみ、さらに移動平均SEM21も割り込んだことでサポートラインの1.1520$が下支えとなるかが注目されます。
EUR/USD 4時間足分析
週足で分析すると
2018/08/12の安値 1.1299$を付けてからは反発し下値を切り上げながら上昇しましたが、先週に大陰線が形成されたことで月足では十字線が形成されましたが上ヒゲの方が長いので転換期とも判断出来ます。
また、月足、週足ともに移動平均線のSMA20を割りこんだことで短期的には売り圧力が強い傾向にあると判断出来ます。
週足では移動平均線のSMA200とSMA100で形成された雲下限付近の1.1520$付近がサポートラインとなりますが、このラインを割りこむと再度、08/12に付けた安値 1.1299$が視野に入ります。
何れにしても9月の相場でどちらかに大きく動く可能性が出てきたので注意が必要です。
今後の展開
・9月の月足では上ヒゲが長い十字線が形成されたことで、売り圧力が強いと判断出来、下降トレンドへと転機する可能性が出てきました。
・1.1520$がサポートラインとして機能するか否かで今後の相場の状況が転機する可能性があるので注意が必要です。
ユーロ オーダー
1.1850ドル 売り、OP28日NYカット
1.1800ドル 売り
1.1750ドル OP28日NYカット
1.1720-30ドル 断続的に売り
1.1660-700ドル 断続的に売り
1.1630ドル OP28日NYカット非常に大きめ
1.1600ドル 9/30 00:00現在(MT4)
1.1550-70ドル 断続的に買い
1.1530ドル 買い厚め
1.1500ドル 買い
1.1430ドル 買い
同様
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