USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
CAD/JPY テクニカル分析 2017/11/20
2019-11-11 ・更新
最近の動向
・CAD/JPYは、仮に10月安値(87.790円)を下抜けているので、8月に付けた85.46円まで下落する可能性がある。
・北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉会合にいずれの国も主要閣僚が出席していない事(=重要事項の決定はない見通し)が売り材料となっている。
CAD/JPY 日足テクニカル分析
直近のサポートライン・レジスタンスラインとして、
レジスタンスライン1:89.80円
サポートライン1:87.78円
サポートライン1:85.45円
カナダドル/円相場は15日に一時88.00円台に下落するなど、弱含みで推移しており、10月末に付けた約2カ月ぶりの安値87.79円を割った。
在開催中の北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉会合にいずれの国も主要閣僚が出席していない事(=重要事項の決定はない見通し)が売り材料となっているが、カナダドル安の底流にはカナダ中銀(BOC)が先月の理事会で低インフレに警戒感を示した上で追加利上げに慎重な姿勢を滲ませた事がある。
日足で見ると、
上昇トレンドラインを割って、且つ、2017/10/31の安値 87.78円のサポートラインを割り込んできたことで、更に下落する可能性が増してきた。
CAD/JPY 4時間足テクニカル分析
2017/11/16の高値 88.79から2017/11/17の安値 87.50へフィボナッチ・リトレースメントを引くと、 一旦、フィボナッチ38.2%まで戻したが、先週末の終値では押し戻されて87.67円でクローズされた。
この87.67円はサポートラインとなっており、このサポートラインを維持出来ない場合は、更に下落し、86円前半付近まで下落する可能性がある。
今後の展開として
・87.67円を維持することが出来れば、値を戻すことが出来る可能性がある。
・87.67円のサポートラインを維持出来なければ、85.45円付近がターゲットなる可能性がある。
同様
CAD/JPYは一時87円を割り込んだが反発したことで日足では十字線が形成された
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