パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
AUD/USD テクニカル分析 2019/04/23
2019-11-11 ・更新
AUD/USD 日足テクニカル分析
日足でAUD/USDを分析すると
先週、高値 0.7205$の高値を付けた後は、移動平均線のSMA200に阻まれるように押し戻され実態が短く、上下のヒゲが同じくらいの陽線が形成されたことで、相場が拮抗していることを示唆した後、上下にヒゲはあるが実体が長い陰線が形成され、下落方向へと転機しました。
今週は、週初めから陰線が形成され、先週末の流れを引き継いだ動きで始まり、本日は豪ドル売りが先行し、対ドルでは一時0.7126$付近まで下落し、明日24日に発表される1-3月期豪消費者物価指数(CPI)の鈍化予想から0.71$台を割り込み、さらに下押ししています。
また、相場の流れは欧州通貨を中心にドル高の流れが継続していることからこの流れが継続すればさらに下落し、前回下値が支えられた0.7050$付近まで下げる可能性があります。
これは豪準備銀行が議論している利下げシナリオ「インフレが低下し続け、失業率が上昇」が意識されていることも要因の一つです。
また、オーダー情報では0.7050-90$付近に断続的に買いが入っていることから下げ止まる可能性も視野に入れる必要があります。
■日足 AUD/USD サポートライン&レジスタンス
レジスタンスライン1:0.7200$
サポートライン1:0.7050$
同様
USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
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