USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
AUD/JPY テクニカル分析 2018/09/17
2019-11-11 ・更新
最近の動向
・AUD/JPYは新規雇用が+4.4万人と事前予想の+1.8万人を大幅に上回る好数値となり豪ドル買い動意が強まり80.79円まで上昇しました。
・9月13日に発表されたオーストラリア8月の失業率は5.3%と市場の予想通りでしたが、新規雇用が+4.4万人と事前予想の+1.8万人を大幅に上回る好数値となりました。
AUD/JPY 日足テクニカル分析
AUD/JPYを日足で分析すると、
2018/09/7に付けた78.67円を直近安値として反発に転じており、上値余地を探る動きが見られますが、2018/07/19に付けた高値 83.92円を直近高値として上値を切り下げる流れからは上抜けておらず上値抵抗は81.00円にあります。
これを上抜けて終えれば日足の形状が改善して下値リスクが若干後退しますが、中期トレンドが弱い状態にあるので豪ドルの急伸にも繋がり難いと見られます。
一方週足では、
2週連続陰線引けとなり、上値を切り下げる流れを変えていませんが、今週は反発に転じていますが、1月に付けた89.06を起点として上値を切り下げる流れの中にいることから82円を週足で超えるまでは下値リスクが軽減されません。
一目均衡表から読み解くと、
2018/09/13に転換線を一時超えましたが、週末の金曜日には押し戻され、転換線より下でクローズされました。
4日連続で陽線が形成され続伸しましたが、下降トレンドラインをブレイクすることが出来なかったので下値リスクはまだ継続します。
現在のローソク足は基準線よりも上、転換線よりも下に位置しており、80円代付近での攻防が注目されます。
AUD/JPY 4時間足テクニカル分析
直近のサポートライン・レジスタンスラインとして、
レジスタンスライン1:82.61円
サポートライン1:82.00円
4時間足から分析すると、
2018/08/29から下降トレンドが発生し、一時、78.68円まで下落しましたが、そこから反発して80.79円付近まで上昇しました。
しかし、2018/08/29の高値 81.78円から2018/09/07の安値 78.68円へフィボナッチ・リトレースメントを引くと、
フィボナッチ61.8%付近で押し戻されました。
フィボナッチ61.8%を超えたところには移動平均線のSMA200も位置しており、重要な節目となりますが、超えることが出来ておらず、81円越えが重要なポイントとなりそうです。
今後の展開として
・80円を割り込んだ場合、フィボナッチ38.2%までは容易に下げる可能性があります。
・上昇トレンドラインも形成されたのでこの上昇トレンドラインを割り込まない限りはまだ上値試しが続く可能性はありますが、割り込んだ場合は再度、下値模索へとなる可能性が大きいです。
AUD/JPY オーダー
82.00円 売り厚め
81.60-80円 断続的に売り
81.50円 売り厚め
81.40円 売り
81.10-20円 断続的に売り
81.00円 売り厚め
80.09円 9/17 00:00現在(MT4)
79.50-80.20円 断続的に買い
79.30円 買い
78.90-79.10円 断続的に買い
78.50-60円 断続的に買い
同様
AUD/USDは3週間ぶりの高値を付けたことでさらに上昇する可能性がある
CAD/JPYは一時87円を割り込んだが反発したことで日足では十字線が形成された
最新ニュース
EUR/USDは1.00$を数回割り込むも再び、1.00$台を回復したことで1.00$付近には大きな抵抗がある
USD/JPYは138.99円まで上昇し7月15日以来の高値を更新した。
金(XAU/USD)は3日間続伸したが1765$付近で上値が重たくなり反落か?