ユーロドル(EUR/USD) テクニカル分析 2022/05/24
ユーロドル(EUR/USD) 分析
■ユーロドルを4時間足で分析すると、
昨日はレジスタンスラインとして意識されていた1.0630$を大幅に上抜け、移動平均線のSMA200も上抜けたことで1.0700$手前まで上昇した。
これはラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が「7月会合で利上げが可能になる」「7-9月期末までにマイナス金利を終了できる状態にある可能性が高い」などの見解を示したことで、ECBの早期利上げ期待を手掛かりにしたユーロ買いが優勢となった。
また、NY勢の参入後こそ持ち高調整売りが入る場面もあったが、ビルロワドガロー仏中銀総裁からもタカ派的な発言が伝わった影響もあり、再び買いが優勢になり、一時1.0697$と4月26日以来の高値をつけた。
今後の動向として、移動平均線のSMA200と前回のレジスタンスライン(現在のサポートライン)の1.0630$付近で下値が支えられた場合、一段上で推移する可能性がある。
■ユーロドル レジスタン&サポートライン
レジスタンスライン:1.0700$
サポートライン:1.0630$