ユーロドル(EUR/USD) テクニカル分析 2021/08/24
ユーロドル(EUR/USD) 分析
■ユーロドルを日足で分析すると、
昨日はダウ平均が一時300ドル超上昇するなど、米国株相場が底堅く推移するとリスク・オンのドル売りが先行し1.1750$付近まで上昇しました。
これは原油先物相場の大幅反発を背景に、対産油国通貨中心にドル安が進むとユーロに対してもドル売りが出たこと、米長期金利の低下もユーロ買い・ドル売りを促したことが要因。
また、新型コロナウイルスのデルタ株感染が世界的に拡大する中、経済情勢を巡る不確実性への警戒感が台頭し、27日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演を控える中、市場の一部では「FRBのテーパリング(量的緩和の縮小)後ずれ観測」が浮上している。
今後の動向として、チャンネルラインの中央値の1.1755$付近での攻防が予想される。
■ユーロドル レジスタン&サポートライン
レジスタンスライン:1.1755$
サポートライン:1.1700$