ユーロドル(EUR/USD) テクニカル分析 2021/08/18
ユーロドル(EUR/USD) 分析
■ユーロドルを日足で分析すると、
週明けの月曜日は先週末の高値 1.18$付近まで上昇するも届かず、それ以降下落へと転じ、昨日は新型コロナウイルスの感染再拡大やアフガニスタンでの地政学リスクの高まり、中国のインターネット上の不正競争行為に関する規定草案発表などで世界景気の先行き不透明感が広がると、時間外のダウ先物が下落し、リスク・オフのドル買いが先行し大幅に下落したことで大陰線が形成され1.17$付近まで下落。
これは7月米小売売上高は予想より弱い内容となったが、米長期金利の指標である米10年債利回りが1.27%台まで上昇するとドル買いがさらに強まったことが要因。
今後の動向として、1.17$は3月31日に付けた安値となることからこのライン付近での攻防が予想されるが、このラインを割り込むとさらに下落する可能性が高くなる。
■ユーロドル レジスタン&サポートライン
レジスタンスライン:1.1755$
サポートライン:1.1700$