ユーロドル(EUR/USD) テクニカル分析 2021/05/06
ユーロドル(EUR/USD) 分析
■ユーロドルを4時間足で分析すると、
1.21$台から下降トレンドが発生し下落したことで昨日は1.2$付近まで下げた後、揉み合っているが1.2$付近で下げ止まったことで下降トレンドラインとサポートラインから下降型三角持ち合いが形成されている。
昨日はNY市場では狭いレンジでもみ合いとなったが、ユーロポンドの下落につれたユーロ売り・ドル買いが出たほか、レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミストが「ワクチン普及や経済の制限解除は3月見通しに織り込まれている」と述べ、債券購入の削減についても「インフレや資金調達の状況次第」として、慎重な姿勢を示したことが相場の重しとなった半面、米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ったため相場は方向感が出なかった。
オシレーター系RSIも50%以下で推移していることから反発したとしてもだましの可能性もあるので買い目線とみるには時期尚早。
今後の動向として、1.20$付近で下値が支えられたことを確認するまでは安易に買いのポジションは持てないだろう。
■ユーロドル レジスタン&サポートライン
レジスタンスライン:1.2050$
サポートライン:1.1990$