ユーロドル(EUR/USD) テクニカル分析 2021/04/23
ユーロドル(EUR/USD) 分析
■ユーロドルを4時間足で分析すると、
1.2070$付近でダブルトップが形成された後、大幅に下落したことで大陰線が形成されたが昨日は1.1990$付近で下げ止まった。
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は、定例理事会後の記者会見で「短期的な見通しは不透明」「ECBは必要に応じてあらゆる手段を調整する用意がある」と述べた一方、「中期的なリスクは均衡」「経済活動はまだ限定的だが底を打った兆候がある」などと発言したことでお一時的に1.2069$付近まで上昇する場面もあったが、すぐに失速。
そして、NY午後に入ると、「米政権はキャピタルゲイン課税を2倍に引き上げる方針」との報道が伝わり、ダウ平均が一時420ドル超下落したことでリスク・オフのドル買いが優勢となり、一時1.1994$と日通し安値を更新した。
今後の動向として、昨日形成された大陰線が下落への強い圧力を示唆していることから週末である本日は1.20$付近での攻防が予想される。
■ユーロドル レジスタン&サポートライン
レジスタンスライン:1.2070$
サポートライン:1.1990$