ポンドドル(GBP/USD) テクニカル分析 2019/05/17
GBP/USD テクニカル分析
日足でGBP/USDを分析すると
1.3200$付近のレジスタンスラインは4月に数回試していますが何れも失敗し5月にも一度試しましたが1.3176$の高値を付けてからは反転し、10日間続落しています。
また、移動平均線のSMA200も簡単に割り込む、それからは急激に下落し、2月14日に下値を支えた1.2770$も割り込みました。
今週末の終値で2月14日に下値を支えた1.2770$以下でクローズされた場合、01月15日につけた安値 1.2667$を目指す可能性が大きくなります。
これらのポンド安の背景には、Brexitを巡る英国内の協議に進展が見られない事と、メイ英首相辞任への警戒感があるからと推測します。
今後はメイ首相への不信任投票が見込まれる保守党臨時総会(6月15日)と続く政治日程に鑑みればポンドが上昇するための材料が見当たらなく、2月安値を下抜ければ、心理的節目の1.250$まで下値余地が拡大することを示唆しています。。
■ポンドドル サポートライン・レジスタンスライン
レジスタンスライン1:1.2770$
サポートライン1:1.2667$