ドル円(USD/JPY) テクニカル分析 2021/11/17
ドル円(USD/JPY) テクニカル分析
■ドル円を4時間足で分析すると
昨日は10月米小売売上高が予想を上回る伸びとなり、堅調な消費動向が確認されると、米長期金利の上昇とともにドル買いが優勢となったことで114.97円まで上昇しました。
これは10月米鉱工業生産指数や11月NAHB住宅市場指数など、他の経済指標も良好な結果となりドル買いを促したことでレジスタンスとして意識されていた10月20日の高値114.70円を上抜けて、一時114.97円と2017年3月以来約4年8カ月ぶりの高値まで上値を伸ばした。
また、ブラード米セントルイス連銀総裁は「来年は2回の利上げが必要になる」との考えを改めて示したほか、「テーパリング(量的緩和の縮小)のペースを毎月150億ドルから300億ドルに増加すると、来年第1四半期末に利上げへの扉が開かれる」などと述べた。
今後の動向として、前回のレジスタンスラインの114.70円、節目としての114.00円を下回らない限りはさらに上値を試す動きとなるだろう。
■ドル円 レジスタンス&サポートライン
レジスタンスライン:115.00円
サポートライン:114.50円