ドル円(USD/JPY) テクニカル分析 2021/08/11
ドル円(USD/JPY) テクニカル分析
■ドル円を日足で分析すると
109円を8月4日に一時割り込んだ後から反発しそこから5日続伸したことで110.50円を上抜け上昇基調が継続している。
これは前週末の7月米雇用統計や前日の6月米雇用動態調査(JOLTS)を受けて、米連邦準備理事会(FRB)による早期の量的緩和の縮小(テーパリング)観測が高まる中、ドルを買う動きが継続したことが要因。
また、米10年債利回りが一時1.35%台まで上昇したこともドル買いを促し、110.60円と7月14日以来の高値を更新した。
今後の動向として、110.50円付近で下値が支えられた場合、111円台を試す動きとなり、7月2日に付けた高値 111.66円も視野に入るだろう。
■ドル円 レジスタンス&サポートライン
レジスタンスライン:111.66円
サポートライン:110.50円