カナダドル/円(CAD/JPY) テクニカル分析 2021/10/28
カナダドル/円 テクニカル分析
■日足でカナダドル/円を分析すると
昨日はカナダ銀行(BOC)が政策金利を0.25%のまま据え置くことを決めたと発表したが市場の予想通りとなった。
しかし、声明で量的緩和(QE)の終了を表明し、利上げ開始時期を前回の2022年後半から22年半ば(第2四半期または第3四半期)に前倒しすると買いが優勢になり一時、92.47円まで上昇するも伸び悩んだ。
これはWTI原油先物価格が大幅に下落したことが要因。
88円付近から大幅に上昇し一時は93円付近まで上昇したがそれ以降は91円前半まで押し戻されたが下値は限定的。
今後の動向として、91円のサポートラインが意識されていることからこのラインを割り込むまでは上値を試す動きとなるだろう。
一時的とは言え、先週に93円台を付けたのは2015年11月以来になることから93円台は特に意識されやすい。
■カナダドル/円 レジスタンス&サポートライン
レジスタンスライン:93.00円
サポートライン1:91.00円