カナダドル/円(CAD/JPY) テクニカル分析 2021/09/01
カナダドル/円 テクニカル分析
■4時間足でカナダドル/円を分析すると
86.50円付近から大幅に下落し84.66円まで下落した後、V字回復したことで一時、87.49円まで回復したが、大幅な上昇をしたことで調整が入り、86.50円付近まで押し戻されたが再び、上昇した。
しかし、8月26日に付けた高値 87.49円がレジスタンスラインとして、意識されたことで伸び悩んでいる。
昨日は、4?6月期カナダ国内総生産(GDP)が前期比年率1.1%減と予想の2.5%増に反して減少したことや原油先物相場の下落が嫌気されて、86.81円までカナダドル安に振れたが昨日の終値は87.01円。
市場では「カナダ経済が予想されたほど力強くなかったことが裏付けられた。カナダ銀行(中央銀行、BOC)のテーパリング計画に影響が及ぶかどうかが焦点」との声が聞かれ、9月20日のカナダ総選挙にも注目が集まっている。
今後の動向として、87.50円を試す動きとなるが9月20日のカナダ総選挙までは方向性が出ない可能性もある。
■カナダドル/円 レジスタンス&サポートライン
レジスタンスライン:87.50円
サポートライン1:86.50円