カナダドル/円(CAD/JPY) テクニカル分析 2021/07/15
カナダドル/円 テクニカル分析
■4時間足でカナダドル/円を分析すると
カナダ銀行(BOC)は昨日、市場予想通り政策金利を0.25%のまま据え置くことを決めたと発表した。
債券買い入れプログラムの規模を従来の週30億カナダドルから週20億カナダドルに減額したことが分かると、当初はカナダドル買いで反応し一時88.57円と日通し高値を付けた。
しかし、市場では「利上げのタイミングに関するシグナルのような、もっとタカ派的な内容を期待していた」との声が聞かれ、失望売りなどが出たほか、WTI原油先物価格が3%超下落したことを受けて、産油国通貨とされるカナダドルに売りが出たことでそのあとは一転売りが優勢にになり一時87.84円と日通し安値を更新した。
本日も引き続き、安値を更新していることから今後の動向として、7月8日につけた安値 87.10円を試す動きとなる可能性が高い。
■カナダドル/円 レジスタンス&サポートライン
レジスタンスライン:87.57円
サポートライン1:87.10円