WTI/OIL テクニカル分析 2019/07/10

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WTI/OIL テクニカル分析

■WTI/OILを日足で分析すると、

5月30日に高値 59.66$を付けてから急激に下落し、V字回復を7月1日にしましたが翌日の7月2日には再び、下落し大陰線が形成されました。

これは石油輸出国機構(OPEC)が来年3月までの減産延長を決めたが世界経済の減速で需要が落ち込むとの懸念が重しになったことが機縁し56.09$まで下げましたがイラン情勢への懸念で原油需要の拡大観測などで買いを誘発し下値を支え底値を切り上げ、58.45$まで続伸しました。

昨日の原油の動きは、一目均衡表の雲下限から雲中へ入っていますが、その付近には移動平均線のSMA200が位置していることから意識され、上値が重たくなる可能性があります。

一目均衡表の雲の厚みが薄くなっていることから上抜けする余地はありますが、移動平均線のSMA50がSMA200とデッドクロスしていることから短期的には下降トレンドの中にいるので58$を割り込んで推移すれば雲下限に沿って下降する可能性もあります。

しかし、エリオット波動の3波が形成されている途中なのでこのまま続伸すれば大幅に上昇する可能性もあります。

■WTI/OIL 日足サポートラインとレジスタンスライン

レジスタンス1:60.00$

レジスタンス2:56.00$

20190710-technical-WTIOIL-D1.png

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