WTI/OIL テクニカル分析 2019/06/28
WTI/OIL テクニカル分析
■WTI/OILを日足で分析すると、
6月20日に56$のレジスタンスラインを超えたことで大陽線が形成され、7月1日には60.27$まで値を伸ばしましたがそこから大きく下落しました。
これは石油輸出国機構(OPEC)の加盟国と非加盟国は、来年3月まで協調減産を延期することで合意したこと、生産調整で協力する連合体「OPECプラス」の設立でも合意に至ったことも要因ですが買い材料乏しい中で戻りも鈍く利益確定売りが強まったと推測します。
現在のローソク足は先日、大陰線が形成されたことで移動平均線のSMA200、SMA100、SMA50よりも下に位置したことで下降基調にあることが示唆されます。
今後の動向としては、前回のレジスタンスライン(現在のサポートライン)の56$を維持出来るかが注目され、割り込んだ場合は、54$台まで下がる可能性があります。
■WTI/OIL 日足サポートラインとレジスタンスライン
レジスタンス1:60.00$
レジスタンス2:56.00$