パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
ユーロドル(EUR/USD) テクニカル分析 2021/06/23
2021-06-23 ・更新
ユーロドル(EUR/USD) 分析
■ユーロドルを4時間足で分析すると、
下降型チャンネルラインの下限を割り込んでからは大幅に下落し1.1840$まで下げたが、トリプルボトムを形成しネックラインも上抜け反発した。
これは米10年債利回りが低下に転じたことを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行、ナスダック総合が史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移するとリスク・オンのドル売りも出た。
また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院での証言で「FRBは予防的に利上げすることはない」「FRBは利上げの引き金として実際のインフレを待つ」「インフレ要因は時間とともに後退するだろう」と述べ、米早期利上げに対する過度な警戒感が後退したこともドル売りを誘った。
今後の動向として、ネックラインとして意識された1.1920$付近で下値が支えられた場合、再び、1.20$を目指す動きとなるだろう。
しかし、短期的には下降トレンドが継続していることを忘れてはいけない。
■ユーロドル レジスタン&サポートライン
レジスタンスライン:1.2000$
サポートライン:1.1920$
同様
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