パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
ドル円(USD/JPY) 週間マーケットレポート 2019/05/13 ~2019/05/17
2019-11-11 ・更新
ドル円(USD/JPY) 先週の相場のポイント 2019/05/06~2019/05/10
この週のドル円は週初めの窓開けから移動平均線のSMA100を割り込み4日間連続で続落しました。
ドル円の動きの背景には下記の要因が考えられます。
05/06:110.28円まで急激にドル円は下落しましたがトランプ大統領が中国製品への関税を10日に引き上げることを示唆したことで反発しました。
05/07:ドル円は株価の大幅下落と長期金利の低下を手掛かりに続落し110円前半まで下落しました。
05/08:ドル円は東京時間に110円を割り込み、109.90円まで下落し上値が重たい状態が継続しました。
05/09:米中貿易摩擦が激化するとの懸念からダウ平均が450ドル近く下落すると、ドル円109.47円まで下落しました。
05/10:「米国と中国は北京で通商協議を継続することで合意した」との報道やトランプ米大統領の「米中協議は建設的。協議は今後も継続」との発言で、ダウ平均が190ドル超上昇しドル円は反発しました。。
今週の戦略 2019/05/13 ~2019/05/17
4日間連続で陰線が形成されたことで売り基調にあることが示唆されているのでどこで下げ止まるかがポイントとなります。
・買いの場合:110.05円を超えた場合は、買いでポジションを持つことを検討する。
・売りの場合:109.45円を割った場合は、売りでポジションを持つことを検討する。
今週の主な経済指標発表
・05/15 15:00:(独) 1-3月期 国内総生産(GDP、速報値) [前期比]
・05/15 15:00:(独) 1-3月期 国内総生産(GDP、速報値) [前年同期比]
・05/15 15:00:(独) 1-3月期 国内総生産(GDP、速報値、季調前) [前年同期比]
・05/15 18:00:(欧) 1-3月期 四半期域内総生産(GDP、改定値) [前期比]
・05/15 18:00:(欧) 1-3月期 四半期域内総生産(GDP、改定値) [前年同期比]
・05/15 21:30:(米) 4月 小売売上高 [前月比]
・05/15 21:30:(米) 4月 小売売上高(除自動車) [前月比]
・05/17 18:00:(欧) 4月 消費者物価指数(HICPコア指数、改定値) [前年同月比]
・05/17 18:00:(欧) 4月 消費者物価指数(HICP、改定値) [前年同月比]
同様
USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
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