USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
カナダドル/円(CAD/JPY) テクニカル分析 2019/04/24
2019-11-11 ・更新
カナダドル/円 日足テクニカル分析
日足でCAD/JPYを分析すると
先週、高値 84.35円の高値を付けた後から下降トレンドへと転機し83円を割り込む寸前まで下落しています。
これは、NY原油先物価格が利食い売りも入ったことがカナダドル円を押し下げている要因の一つになります。
本日は、カナダ中銀が政策金利を発表する予定ですが、政策金利自体は1.75%に据置きの公算が大きいが、声明文の変化の有無が注目されます。
前回3月の声明では「世界経済の減速は1月の予測よりも広範で拡大している」「2019年前半の経済は1月予測よりも弱くなると予想」「政策金利が中立レンジを下回ることが正当化されると判断」などと弱気な見方を示し、「将来の利上げ時期を巡る不透明性が高まった」として利上げスタンスを後退させました。
また、米国および中国の景気不安が後退しており、原油供給の懸念も相まって原油価格が上昇している中で、カナダ中銀が景気の認識をどのように判断するのか注目されます。
今後の動きとして、今後の利上げを巡るスタンスで相場に大きな変化がある可能性があるので注意深く観察する必要があります。
テクニカル的には、レジスタンスラインの84.40円付近には移動平均線のSMA200が位置しており、サポートラインの83.00円付近には移動平均線のSMA100が位置していることから下げ止まった場合には反発する可能性が大きいですが、逆に、83円割れをした場合は、81円台まで下がる可能性も十分にあります。
■カナダドル/円 日足サポートライン
レジスタンスライン1:84.40円
サポートライン1:83.00円
同様
CAD/JPYは一時87円を割り込んだが反発したことで日足では十字線が形成された
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