
パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
2019-11-11 ・更新
日足でXAU/USDを分析すると、
先週は堅調に下値を切り上げながら推移し、今週の月曜日には1324$付近まで値を伸ばしましたが、そこから2日続落し陰線が形成されました。
転換ポイントなったのは
03月25日:
外国為替市場で対ユーロでドルが軟調に推移したこと、英国のEU離脱に関しメイ首相が合意離脱案への支持が不十分と認めた事で、合意なき離脱への可能性が高まったとして、金は昨日に続きリスク回避として買いが先行しました。
⇒続伸
03月26日:
外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行したこと、世界の主要株価が全面高となり、金は前日までの反動から利益確定等の売りが先行した。
⇒反落
先週から上昇トレンドラインに沿って続伸していましたが、03月26日に反落したことで上昇トレンドラインを割り込んでいますが、移動平均線のSMA50が位置する1308$付近で下げ止まっているのでこのまま下値が支えられれば金相場は引き続き上値を試す展開が想定されます。
金利の低下とドル安が金相場の下値を支え、株式市場が不安定な兆しがあることなどが、安全資産としての金がリスク回避として買われる可能性があります。
■日足のサポートラインとレジスタンスライン
レジスタンスライン:1326$
サポートライン:1308$
パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
AUD/USDは3週間ぶりの高値を付けたことでさらに上昇する可能性がある
EUR/USDは1.00$を数回割り込むも再び、1.00$台を回復したことで1.00$付近には大きな抵抗がある
USD/JPYは138.99円まで上昇し7月15日以来の高値を更新した。
金(XAU/USD)は3日間続伸したが1765$付近で上値が重たくなり反落か?
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