パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
WTI/OIL テクニカル分析 2019/02/05
2019-11-11 ・更新
最近の動向
・WTI/OILは2018/12/24に42.26$の安値を付けてからは反発し前回のレジスタンスラインの50$をブレイクし続伸しています。
・昨年終盤に急落したWTI/OIは持ち直し55$で現在推移しています。
WTI/OIL 日足テクニカル分析
直近のサポートラインとレジスタンスライン
レジスタンス1:58$
サポートライン1:50$
日足で分析すると、
2018/12/17に大陰線が形成され、サポートラインの50$割り込みましたが、V字回復し、上昇トレンドラインが形成され、現在は上昇トレンドラインに沿って続伸しています。
原油価格に最も大きな影響を与えるのは原油需給で、需要は世界経済の動向に左右されるので米中貿易摩擦には注目する必要があります。
OPECプラスによる協調減産の履行状況と米政権によるイラン・ベネズエラへの制裁動向は原油共有に影響が大きく、トランプ大統領によるOPECへの口先介入も注目点となります。
60ドルを明確に突破するとトランプ大統領が介入する可能性も高いと推測します。
また、今後原油価格が上昇すれば米シェールの増産ペースが加速する可能性も高くなるだろう。
WTI/OIL 週足テクニカル分析
週足で分析すると、
レジスタンスラインの58$付近には移動平均線のSMAが位置しておりこのラインは今後、注目されるポイントとなる。
サポートラインとしては前回のレジスタンスラインの50$付近になるが、直近では移動平均線のSMA200が位置する52.20$付近で下支えされるかが注目する点になります。
週足のADXは右肩下がりで下がっていることから勢いは衰えてきており、先週の高値の55.62$付近で今週は上値が重い状況なのでこの値を超えれば再度、上昇への勢いが加速する可能性もあります。
今後の展開
・米中貿易交渉をはじめトランプ政権にまつわるものが注目材料となる。
・供給過剰の緩和が確認されたら、原油価格は持ち直しに向かう可能性が高いが、原油価格が持ち直すと、米国の増産ペースが加速し、トランプ大統領の介入も入り、価格抑制に働く可能性が高くなるだろう。
同様
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