パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
USD/JPY 週間マーケットレポート 2019/03/18 ~2019/03/22
2019-11-11 ・更新
USD/JPY 先週の相場のポイント 2019/03/11~2019/03/15
この週のUSD/JPYは上昇トレンドラインを割り込んだので下げへ転換すると思われましたが111円で下げ止まったことで大きな抵抗が111円付近にはあります。
ドル円の動きの背景には下記の要因が考えられます。
03/11:米経済指標の発表後にドル円は110.83円まで一時下落しましたが、その後は株価の上昇を好感する形で111.30円まで戻しました。
03/12:ドル円は米長期金利の低下に111.10円まで下落しましたが勢いはなく111円台で下げ止まりました。
03/13:ドル円は111.46円まで上昇したが、111円半ばをブレイクすることが出来ず111円まで反落しましたが下げ止まりました。
03/14:日銀が追加緩和に踏み切るとの観測が台頭したことでドル円は目先の節目であった111円台半ばを上抜けし、111.83円まで値をのばしました。
03/15:3月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や2月米鉱工業生産指数が予想を下回ったことで112円手前で失速しました。
今週の戦略 2019/03/18 ~2019/03/23
先週の動きから推測すると111円付近には大きな抵抗があり、下値を支えているが、112円付近にも上値抵抗があるので111円半ば付近で攻防が継続すると推測します
・買いの場合:112.10円を超えた場合は、買いでポジションを持つことを検討する。
・売りの場合:110.80円を割った場合は、売りでポジションを持つことを検討する。
今週の主な経済指標発表
・03/20 08:50:(日) 日銀・金融政策決定会合議事要旨
・03/20 27:00:(米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
・03/20 27:30:(米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
・03/21 06:45:(NZ) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP) [前期比]
・03/21 06:45:(NZ) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP) [前年同期比]
・03/21 17:30:(スイス) スイス国立銀行3カ月物銀行間取引金利誘導目標中心値
・03/21 21:00:(英) イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
・03/21 21:00:(英) 英中銀資産買取プログラム規模
・03/21 21:00:(英) 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
・03/22 08:30:(日) 2月 全国消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
・03/22 08:30:(日) 2月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) [前年同月比]
・03/22 08:30:(日) 2月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く) [前年同月比]
同様
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