パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
USD/JPY 週間マーケットレポート 2019/03/03 ~2019/03/08
2019-11-11 ・更新
USD/JPY 先週の相場のポイント 2019/02/25 ~2019/03/01
この週のUSD/JPYは111円手前で攻防となり110円後半で推移していましたが、111円を超え陽線が形成されたことで大きく値を伸ばし、金曜日の終値は111円後半でした。
ドル円の動きの背景には下記の要因が考えられます。
02/25:米中貿易戦争が一旦「休戦」」することが決まったことでドル円は111.23円まで上昇したことで約2カ月ぶりの高値となった。
02/26:ドル円は長期金利が低下したことで110.41円まで下落し111円を回復することは出来ませんでした。
02/27:東京時間に110.34円まで下落したドル円でしたが米長期金利が上昇したことや、英議会が離脱に関する政府方針を承認したこと再び反発し111円台まで上昇しました。
02/28:10-12月期米GDP速報値が前期比年率2.6%と予想の2.2%を上回ったこと10-12月期米コアPCE速報値が1.7%と予想の1.6%を上回ったことでドル円は続伸しました。
03/01:ドル円は米長期金利が上昇傾向にあることがドル買いを促し、一時112.07円と2018年12月20日以来の高値を更新しました。
今週の戦略 2019/03/04 ~2019/03/08
111円をブレイクしたことで、112円手前まで続伸し移動平均線のSMA200も超えたことでさらに値を伸ばす可能性がでてきました。
・買いの場合:112.05円を超えた場合は、買いでポジションを持つことを検討する。
・売りの場合:110.30円を割った場合は、売りでポジションを持つことを検討する。
今週の主な経済指標発表
・03/05 12:30:(豪) 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
・03/05 24:00:(米) 2月 ISM非製造業景況指数(総合)
・03/05 24:00:(米) 12月 新築住宅販売件数 [年率換算件数]
・03/05 24:00:(米) 12月 新築住宅販売件数 [前月比]
・03/06 09:30:(豪) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP) [前期比]
・03/06 09:30:(豪) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP) [前年同期比]
・03/06 22:15:(米) 2月 ADP雇用統計 [前月比]
・03/06 24:00:(加) カナダ銀行 政策金利
・03/07 19:00:(欧) 10-12月期 四半期域内総生産(GDP、確定値) [前期比]
・03/07 19:00:(欧) 10-12月期 四半期域内総生産(GDP、確定値) [前年同期比]
・03/07 21:45:(欧) 欧州中央銀行(ECB)政策金利
・03/07 22:30:(欧) ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
・03/08 08:50:(日) 10-12月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [前期比]
・03/08 08:50:(日) 10-12月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [年率換算]
・03/08 22:30:(加) 2月 新規雇用者数
・03/08 22:30:(加) 2月 失業率
・03/08 22:30:(米) 2月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]
・03/08 22:30:(米) 2月 失業率
・03/08 22:30:(米) 2月 平均時給 [前月比]
・03/08 22:30:(米) 2月 平均時給 [前年同月比]
同様
USD/JPYは米国とカナダ市場がレーバーデーで休場だったことから方向感のない動きでした。
AUD/USDは3週間ぶりの高値を付けたことでさらに上昇する可能性がある
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