米国株は、FRBによるインフレ抑制の試みと景気後退への懸念の高まりにより、過去50年以上で最悪の上半期となりました。
週間マーケットレポート 2017/08/07 ~2017/08/11
2019-11-11 ・更新
先週の相場のポイント 2017/07/31 ~2017/08/04
109.91円まで下げたあとから上昇しましたが結局、方向性が定まらずに上下に値動きしています。
ドル円の動きの背景には下記の要因が考えられます。
07/31:ドルがユーロに対して約2年半ぶりの安値に下落、円に対しては1カ月半ぶりの低水準となった
08/01:ドル円は個人消費などの経済データが低調だったことからドル売りが強まり、109.91円まで売られたが株価の上昇などに引っ張られ110円前半まで反発。
08/02:ドル円はユーロドルでドル安が進んだことと、トランプ政権の政治的リスクを織り込む形で下落。110.21円までドルが下落した。
08/03:ドル円は4日の米雇用統計発表を控え、市場予想より低調だった米供給管理協会(ISM)の非製造業総合指数を受けて投資家の懸念が強まり、米連邦準備理事会(FRB)による年内の追加利上げに懐疑的な見方が広がり下落した。
08/04:ドル円が上昇した。対主要通貨バスケットでは今年最大の上げとなる勢い。米雇用統計の底堅い内容やコーン米国家経済会議(NEC)委員長の法人減税を巡る発言がドル買いの材料となった。
■日足チャート■
今週の戦略 2017/08/07 ~2017/08/11
下記に注意しながら戦略を検討、
・08/10 06:00:(NZ) ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
・08/11 21:30:(米) 7月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
・08/11 21:30:(米) 7月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]
・08/11 21:30:(米) 7月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
戦略としては、 売りの場合: 上昇トレンドラインを日足で割ったら、売りポジションを検討する。
買いの場合:下降トレンドラインを超えたら、買いポジションを検討する。
FX 為替 ドル/円オーダー
112.50円 売り
112.00円 売り
111.70円 OP17日NYカット
111.60円 OP17・18日NYカット
111.55円 OP7日NYカット
111.50円 売り、OP16日NYカット
111.10-30円 断続的に売り
111.00円 OP11日NYカット
110.81円 8/5 1:28現在(高値111.05円 - 安値109.85円)
110.80円 OP7日NYカット
110.00円 OP9・14日NYカット
109.80円 買い・割り込むとストップロス売り
109.30-70円 断続的に買い
109.00円 買い、OP11日NYカット
108.70-80円 断続的に買い
108.50円 買い
108.10円 割り込むとストップロス売り
108.00円 買い
日足 | 4時間足 | 1時間足 |
様子見 | 売り | 売り |
日足の戦略
方向性がはっきりするまでは様子見
4時間足の戦略
下降トレンドラインを超えたら買いでポジションを持つことを見当する。
1時間足の戦略
SMA200を超えるまでは買いポジションを持つことは控える
売りで売りポジションを持つことを検討する場合は、SMA20を割ったら検討する
FX 為替:経済指標発表スケジュール 2017/08/07~2017/08/11
日付 | 時刻 | 国 | 内容 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
7 (月) | 14:00 |
6月景気一致指数(CI)・速報値 |
||||
14:00 |
6月景気先行指数(CI)・速報値 |
|||||
16:15 |
7月消費者物価指数(CPI)(前月比) |
|||||
23:00 |
7月米労働市場情勢指数(LMCI) |
|||||
28:00 |
6月消費者信用残高(前月比) |
|||||
8 (火) |
7月景気ウオッチャー調査-現状判断DI |
|||||
7月貿易収支(人民元) |
||||||
7月貿易収支(米ドル) |
||||||
8:50 |
6月国際収支・経常収支 |
|||||
8:50 |
6月国際収支・貿易収支 |
|||||
10:30 |
7月NAB企業景況感指数 |
|||||
14:45 |
7月失業率 |
|||||
21:15 |
7月住宅着工件数 |
|||||
9 (水) | 8:50 |
7月マネーストックM2(前年同月比) |
||||
10:30 |
7月住宅ローン件数(前月比) |
|||||
10:30 |
7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) |
|||||
10:30 |
7月生産者物価指数(PPI)(前年同月比) |
|||||
20:00 |
MBA住宅ローン申請指数(前週比) |
|||||
21:30 |
4-6月期四半期非農業部門労働生産性・速報値(前期比) |
|||||
21:30 |
6月住宅建設許可件数(前月比) |
|||||
23:00 |
6月卸売在庫(前月比) |
|||||
10 (木) | 6:00 |
ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利 |
||||
8:50 |
7月国内企業物価指数(前月比) |
|||||
8:50 |
7月国内企業物価指数(前年同月比) |
|||||
8:50 |
6月機械受注(前月比) |
|||||
13:30 |
6月第三次産業活動指数(前月比) |
|||||
17:30 |
6月貿易収支 |
|||||
17:30 |
6月鉱工業生産指数(前月比) |
|||||
17:30 |
6月製造業生産指数(前月比) |
|||||
21:30 |
7月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比) |
|||||
21:30 |
前週分新規失業保険申請件数 |
|||||
21:30 |
7月卸売物価指数(PPI)(前月比) |
|||||
21:30 |
6月新築住宅価格指数(前月比) |
|||||
27:00 |
7月月次財政収支 |
|||||
11 (金) | 21:30 |
7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) |
||||
21:30 |
7月消費者物価指数(CPI)(前月比) |
|||||
21:30 |
7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) |
同様
パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
アマゾンは、6月3日の取引終了後(23:30 GMT+3)に、1 – 20の株式分割を行うと発表しました。
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