
米国株は、FRBによるインフレ抑制の試みと景気後退への懸念の高まりにより、過去50年以上で最悪の上半期となりました。
2019-11-11 ・更新
先週は108.11円の安値を付けたあと、SMA200を上抜け上昇するような動きもあったが、限定的な動きとなり、結局、109.47円~108.11円のレンジを抜け出せなかった。
ドル円の動きの背景には下記の要因が考えられます。
今週は五十日の週だったので、本邦実需のドル買い・円売りフローが入ったこともあり、仲値公示近辺までドル/円は堅調な動きとなった。
また、日経平均株価が堅調な動きとなったことも影響し、クロス円も堅調な動きとなった。
しかし、株価は上値が重い動きとなり、引けにかけてマイナス圏に下落したことから、円を買い戻す動きも見られ、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。
海外では、欧米の株価や、米債券利回りが上昇したことを受けて、堅調な動きとなった。
しかし、黒田日銀総裁がインタビューで金融緩和の政策スタンスを維持すると発言したことも円売り材料となった。
今週は、2017/04/17の安値108.19円から2017/04/20の高値109.47円をつけて少し下落したが、終値では109.58円で終了し109円を維持した。
底値を切り上げ、SMA200を超えて週末がクローズしたに注目したい。
週明けから注目されるのは、日本時間で週明け24日の早朝から明らかになっていくフランス大統選・第1回投票の行方です。
EU(欧州連合)との関係でいえば、EU懐疑派、離脱派である極右ルペン候補、左派メランション候補が善戦したり、いずれかが決戦投票まで残るようなら、ユーロ急落やリスク回避による円全面高の波乱が警戒される。
反対に両候補が脱落すると、過度な政治混乱の懸念が一服。短期的なユーロ高や円全面安の流れが想定されよう。
その場合は、週明けからの日本株も大幅上昇となりそうだ。
来週の取引では下記の経済指標の発表には注意が必要です。
・4/27:(欧) 欧州中央銀行(ECB)政策金利
・4/28:(米) 1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) [前期比年率]
戦略としては、
月曜日のトレードは避け、フランス大統選の結果で動いた方についていくのが無難である。
4/25 (火)から月曜日の動きをみて戦略を考えるとして、 売りの場合: 108.11円を割った場合は106円を目指す可能性がある。
買いの場合:110円を超えた場合、111円を目指す可能性がある。
何れにしても、フランス大統選の結果次第で大きく戦略が変わるので、その結果を基に再度、戦略を考える必要がある。
111.50円 売り
111.20円 売り
111.00円 売り
110.00円 売り
109.50円 超えるとストップロス買い
109.58円 現在
108.80円 買い
108.50円 買い
108.00-30円 断続的に買い・割り込むとストップロス売り
107.80円 買い
107.50円 買い
日足 | 4時間足 | 1時間足 |
![]() |
![]() |
![]() |
買い | 売り | 買い |
20SMAを超えたら買いポジションを持つことを検討する
110円をしっかり超えたら買いポジションを持つこと、108円を割ったら売りでポジションを持つことを検討する
SMA200を超えたら売りでポジションを持つことを検討し、SMA200を維持でき、且つ、SMA20が上向きで、超えたら買いでポジションを持つことを検討する。
日付 | 時刻 | 国 | 内容 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
24 (月) | 14:00 | ![]() |
2月景気先行指数(CI)・改定値 |
104.4 | ||
14:00 | ![]() |
2月景気一致指数(CI)・改定値 |
115.5 | |||
21:30 | ![]() |
2月卸売売上高(前月比) |
3.3% | |||
25 (火) | 8:50 | ![]() |
3月企業向けサービス価格指数(前年同月比) |
0.8% | ||
22:00 | ![]() |
2月ケース・シラー米住宅価格指数 |
192.81 | |||
22:00 | ![]() |
2月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比) |
5.7% | |||
22:00 | ![]() |
2月住宅価格指数(前月比) |
0.0% | |||
23:00 | ![]() |
3月新築住宅販売件数(前月比) |
6.1% | -0.8% | ||
23:00 | ![]() |
4月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) |
125.6 | 124.0 | ||
23:00 | ![]() |
4月リッチモンド連銀製造業指数 |
22 | 16 | ||
23:00 | ![]() |
3月新築住宅販売件数(年率換算件数) |
59.2万件 | 58.8万件 | ||
26 (水) | ![]() |
日銀・金融政策決定会合(1日目) |
-- | -- | -- | |
10:30 | ![]() |
1-3月期四半期消費者物価(CPI)(前年同期比) |
1.5% | |||
10:30 | ![]() |
1-3月期四半期消費者物価(CPI)(前期比) |
0.5% | |||
13:30 | ![]() |
2月全産業活動指数(前月比) |
0.1% | |||
18:30 | ![]() |
3月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) |
5.6% | |||
18:30 | ![]() |
3月卸売物価指数(PPI)(前月比) |
0.6% | |||
20:00 | ![]() |
MBA住宅ローン申請指数(前週比) |
-- | |||
21:30 | ![]() |
2月小売売上高(除自動車)(前月比) |
1.7% | |||
21:30 | ![]() |
2月小売売上高(前月比) |
2.2% | |||
27 (木) | ![]() |
日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表 |
-0.10% | |||
8:50 | ![]() |
前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) |
-- | |||
8:50 | ![]() |
前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) |
-- | |||
10:30 | ![]() |
1-3月期四半期輸入物価指数 (前期比) |
0.2% | |||
15:00 | ![]() |
3月貿易収支 |
31.1億CHF | |||
15:30 | ![]() |
黒田東彦日銀総裁、定例記者会見 |
-- | -- | -- | |
18:00 | ![]() |
4月消費者信頼感(確定値) |
-- | |||
20:45 | ![]() |
欧州中央銀行(ECB)政策金利 |
0.00% | |||
21:30 | ![]() |
前週分新規失業保険申請件数 |
-- | |||
21:30 | ![]() |
3月耐久財受注(前月比) |
1.7% | 1.0% | ||
21:30 | ![]() |
3月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) |
0.4% | 0.5% | ||
21:30 | ![]() |
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見 |
-- | -- | -- | |
23:00 | ![]() |
3月住宅販売保留指数(前月比) |
5.5% | |||
28 (金) | 7:45 | ![]() |
3月貿易収支 |
-0.18億NZD | ||
7:45 | ![]() |
3月住宅建設許可件数(前月比) |
14.0% | |||
8:30 | ![]() |
3月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比) |
0.2% | |||
8:30 | ![]() |
3月失業率 |
2.8% | |||
8:30 | ![]() |
4月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比) |
-0.4% | |||
8:30 | ![]() |
3月有効求人倍率 |
1.43 | |||
8:30 | ![]() |
3月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比) |
0.3% | |||
8:30 | ![]() |
3月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比) |
-3.8% | |||
8:50 | ![]() |
3月百貨店・スーパー販売額(既存店)(前年同月比) |
-2.7% | |||
8:50 | ![]() |
3月鉱工業生産・速報値(前月比) |
3.2% | |||
8:50 | ![]() |
3月小売業販売額(前年同月比) |
0.1% | |||
10:00 | ![]() |
4月NBNZ企業信頼感 |
11.3 | |||
10:30 | ![]() |
1-3月期四半期卸売物価指数(PPI)(前年同期比) |
0.7% | |||
10:30 | ![]() |
1-3月期四半期卸売物価指数(PPI)(前期比) |
0.5% | |||
14:00 | ![]() |
3月新設住宅着工戸数(前年同月比) |
-2.6% | |||
15:00 | ![]() |
3月マネーサプライM3(前年同月比) |
6.63% | |||
16:00 | ![]() |
4月KOF景気先行指数 |
107.6 | |||
17:00 | ![]() |
3月マネーサプライM3(前年同月比) |
4.7% | |||
17:30 | ![]() |
1-3月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比) |
0.7% | |||
17:30 | ![]() |
1-3月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比) |
1.9% | |||
18:00 | ![]() |
4月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比) |
-- | |||
19:00 | ![]() |
外国為替平衡操作の実施状況(介入実績) |
-- | -- | -- | |
21:00 | ![]() |
3月貿易収支 |
52億ZAR | |||
21:30 | ![]() |
1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率) |
2.1% | 1.3% | ||
21:30 | ![]() |
3月鉱工業製品価格(前月比) |
0.1% | |||
21:30 | ![]() |
3月原料価格指数(前月比) |
1.2% | |||
21:30 | ![]() |
2月月次国内総生産(GDP)(前月比) |
0.6% | |||
22:45 | ![]() |
4月シカゴ購買部協会景気指数 |
57.7 | 57.1 | ||
23:00 | ![]() |
4月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 |
98.0 |
米国株は、FRBによるインフレ抑制の試みと景気後退への懸念の高まりにより、過去50年以上で最悪の上半期となりました。
パウエル氏は、1994年のグリーンスパンのように、インフレのソフトランディングを望んでいます。 しかし、どうやらハードランディングしそうです。
アマゾンは、6月3日の取引終了後(23:30 GMT+3)に、1 – 20の株式分割を行うと発表しました。
EUR/USDは1.00$を数回割り込むも再び、1.00$台を回復したことで1.00$付近には大きな抵抗がある
USD/JPYは138.99円まで上昇し7月15日以来の高値を更新した。
金(XAU/USD)は3日間続伸したが1765$付近で上値が重たくなり反落か?
FBSは、当ウェブサイトを運営するためにお客様のデータ記録を保持しています。「同意する」ボタンをクリックすることにより、当社の プライバシーポリシー に同意したことになります。
あなたの要求が受け入れられました
マネージャーがすぐにあなたに電話をします
この電話番号の次の折り返しリクエスト
は後に利用可能になります。
緊急の問題がございましたら、こちらからお問い合わせください。
ライブチャット
エラー。後ほどお試しください。
時間を無駄にしないでください。NFPが米ドルと利益にどのような影響を与えるかを追跡してください!
『Beginner Forex book』は取引世界を説明します。
特別なリンクを電子メールでお送りします。
電子メールに入っているリンクをクリックして 、電子メ ールアドレスを確認すると、 無料で初心者のための外国為替ガイドブックを獲得します。